安全ポスターで保護具着用の促進をアピール

安全ポスターで保護具の着用をアピールしているものが増えています。交通安全が叫ばれています。交通事故による死者こそ減少傾向にあるものの、事故による負傷者は相変わらず多い状況です。

事故は自動車同士だけでなく、自動車と歩行者、自転車、あるいは自転車同士、自転車と歩行者といったさまざまなパターンがあります。とくに近年は高齢化にともない、高齢者の危険が叫ばれるようになりました。

高齢者の歩行者が自転車と衝突する事故だけでなく、自転車に乗った高齢者が事故に遭う、あるいは起こすといった例も増えており、対策が急がれている状況です。

そんな中、2008年6月1日より、改正道路交通法が施行されました。さまざまな内容が盛りこまれた改正道路交通法でしたが、その中で大きなポイントといえるものといえばまず「幼児と高齢者は自転車による歩道走行が認められる」こと、そして「幼児と児童のヘルメット着用について保護者の努力が求められる」ことが挙げられます。

これまでも学校や自治体単位で幼児や児童にヘルメットやプロテクターなどの保護具を着用することが推奨されていましたが、これからはより具体的に、各家庭が保護具の着用に努力することになりました。

そのため、交通安全ポスターで保護具の着用を促すものが登場しています。この改正道路交通法、メディアなどでも多少話題にはなりましたが、詳しい内容まで浸透しているとはいえない状況です。

安全ポスターでヘルメットやプロテクターなどの保護具の必要性の浸透を

強制ではないとはいえ、保護具の着用を原則づけられたことを知らない人も多いはずです。そのため、各自治体では交通安全ポスターで保護具をアピールして浸透を図っている状態です。

また、最近では人気キャラクターをイメージした子供用のヘルメットも多数登場しており、新たな需要の拡大に対してメーカー側も対応しています。手足を守るプロテクターも登場し、さまざまな種類が市場で売られている状況です。

もしもの時にヘルメットやプロテクターといった保護具は体を守ってくれる重要なものです。しかし交通安全ポスターで保護具のアピールが行われているにもかかわらず必ずしも浸透しているとはいえない状況です。

現実問題として、遊びに行く際にヘルメットはプロテクターは子供にとって邪魔にしかならないものでしょう。買い物に行く際などはとくにです。また新たに保護具を購入しなければならない家庭の負担もかなりのものになります。

ただ規則で定め、交通安全ポスターで保護具の着用をアピールするだけでは浸透は頭打ちになることでしょう。交通事故がいかに怖いものなのか、保護具がいかに役立ってくれるのか、実態のともなう啓発運動が今後の浸透に欠かせなくなってくるでしょう。